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カリフォルニア州モデスト発 現地時間5月7日、米国農業統計局、カリフォルニア・フィールド・オフィス(NASS/CFO)は、今年2007年産カリフォルニア・アーモンド生産量の第一次予想を史上最高の14億6千万ポンド(66万2千トン)と発表した。 昨年の生産量、13億8千万ポンド(4月末実績)から約6%の増産予想となる。 予想収穫面積は、昨年から4万5千エーカー増え、66万エーカー(26万7千ヘクタール)。 今回の作柄予想は、Subjective Crop Estimateと呼ばれNASS/CFOによる収穫面積予想とアーモンド生産者への電話による聞き込み調査をベースに算出発表される。これに対し実際の農園、樹木、果実の生育状況を実地調査して行なわれるObjective Measurement Surveyの結果は、最終作柄予想として6月30日に発表される予定である。 今年のカリフォルニア・アーモンドは、開花は例年より遅れたものの開花期間の天候は総じて順調に推移し、主用品種のノンパレルの作柄にやや懸念があると言われるものの、産地全体としては、その受粉は良好な状況にあったと見られていた。 受粉期以降、ストームによる倒木、4月に入ってからの寒波等、一部地域に被害があったが全体に対する影響は限定的で今回の豊作予想になったと見られる。 又、予想収穫面積が4万5千エーカー(7%)増える事も増産予想の大きな要因となっている。 この予想通りの生産量となれば、前例の無い3年連続の記録更新となり、3年前2005年の生産量9億1千2百万ポンドから60%増の大幅生産拡大となる。一方需要と出荷は輸出、国内向け共継続的に大幅な伸張を見せており、今期、昨年8月から今年4月末までの総出荷量は前期同期比、17%増大しており、今期12ヶ月間の出荷量は史上最高の12〜13億ポンドレベルに達すると見られ、今秋以降、来期の需要増への期待も大きい。 例年この発表の直後に開催される、インターナショナル・ナッツ・カウンシル(INC)の総会が今年は、南米チリのサンチャゴで5月9日から、世界各国のナッツ産地、市場関係者を集めて開催される。この会期中に、ブルーダイヤモンド・グロワーズ社長、ダグ・ヤングダールが今後のアーモンドの需給見通しについて見解を発表する予定となっている。 カリフォルニアでは、アーモンド生産者の営農コストが大幅に上昇している事、灌漑用水の供給懸念、他のナッツ類の高騰、ドル安等様々な要因と思惑が取り巻く中、今年もこのINCの総会後、ヨーロッパ市場を中心に2008年産アーモンドの商いが活発化すると見られ、相場の成り行きが注目される。 又、NASSから5月1日に発表された2007年時点での未収穫面積を含めた推定総作付面積は74万エーカーで前年から僅か1%増となっている。 向こう数年は生産規模が維持されると思われるが、農地や灌漑用水の高騰や、生産条件の良い農地の減少から、明らかに新規の作付けはスローダウンしており、長期的には過去5〜10年の様なペースの生産増は期待できないだろうという見方も考慮すべきである。 |
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