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カリフォルニア州モデスト発 現地時間5月9日、米国農業統計局、カリフォルニア・フィールド・オフィス(NASS/CFO)は、今年2007年産カリフォルニア・アーモンド生産量の第一次予想を13億1千万ポンド(59万4千トン)と発表した。 昨年の生産量、11億1千万ポンド(4月末実績)から約18%の増産予想となる。 予想収穫面積は、61万5千エーカー(24万9千ヘクタール)。 今回の作柄予想は、Subjective Crop Estimateと呼ばれNASS/CFOによる収穫面積予想とアーモンド生産者への電話による聞き込み調査をベースに算出発表される。これに対し実際の農園、樹木、果実の生育状況を実地調査して行なわれるObjective Measurement Surveyの結果は、最終作柄予想として6月29日(現地時間)に発表される予定である。 今年カリフォルニア・アーモンドは2月中旬から3月上旬に開花受粉期となったが、作柄を左右するその期間の天候と、受粉の為の蜜蜂の活動は、総じて良好に推移した為、産地全域の結実は順調と言われ専ら豊作期待となっていた。 又、予想収穫面積が3万エーカー(5%)増える事も増産予想の大きな要因となっている。 この作柄予想は、昨年に続き2年連続の史上最高の生産量を更新する事となり、2005年から続いた供給不足は今年秋以降緩和される見通しとなった。一方、同日発表されたカリフォルニア・アーモンド・ボードの4月末の統計では、昨年8月からの出荷量が8億2千5百万ポンドと、史上最高のペースとなっており、アメリカ国内、及び出荷の66%を占める輸出市場の需要は引き続き拡大基調にあることを示している。 従って、既にカリフォルニアには、2006年産アーモンドの在庫はかなり少なくなって来ていると見られ、2007年産の出荷が可能となる今年の秋まで、供給不足が懸念される。 又2番目の産地のスペインが霜害によって作柄が良くないと言われる中、カリフォルニアへの依存度が高まりそうである。 例年この発表の直後に開催される、インターナショナル・ナッツ・カウンシル(INC)の総会が今年は、スペインのマドリッドで5月10日から、世界各国のナッツ産地、市場関係者を集めて開催されている。この会期中に、ブルーダイヤモンド・グロワーズ社長、ダグ・ヤングダールが今後のアーモンドの需給見通しについて見解を発表する予定となっている。 今年もこのINCの総会後、ヨーロッパ市場を中心に2007年産スタンダードグレードの商いが活発化すると見られ、相場の成り行きが注目される。今後他の産地の作柄情報、他の主要ナッツや、為替の動向に多少影響を受ける事になるが、カリフォルニアからの供給は今期に比べ基本的に緩和される事になり、相場と市況は、来期に向けて落ち着いたものとなる事が期待される。 又ここ数年、アーモンドの作付面積が大幅に増加してきている事から、中長期的にも増産基調が続くと考えられ、需要拡大に対応できる生産体制となってきたと言える。 |
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